当店へのご来店から眼科診察までの流れをご説明します。
コンタクトレンズは、素材によってハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズの2種類に分類されます。ハードコンタクトレンズは水をほとんど含まない、かたい素材でできています。一方ソフトコンタクトレンズは水分を含んだやわらかい素材でできています。
目からはずしたら、再び使わず捨てるタイプです。毎日新しいレンズに交換するので、レンズケアが不要です。
最長2週間で交換するタイプ。毎日、装用してはずすたびに、レンズケア(洗浄・消毒など)をして再使用します。
1〜3ヵ月のサイクルで定期的に交換するタイプ。毎日装用してはずすたびに、レンズケアをして再使用します。一般には定期的なタンパク除去も必要です。
コンタクトレンズの寿命がくるまで、使い続けるタイプのことをいいます。使い方によっても異なりますが、一般に従来型ソフトコンタクトレンズの寿命は1年〜1年半が目安とされています。毎日のレンズケアと定期的なタンパク除去が必要です。
瞳にやさしくフィットする柔らかなレンズです。
レンズが大きく柔らかいので、ずれにくく、はずれにくいレンズです。
・3ヶ月ごとにレンズを交換
汚れが付きやすい方や化粧品等が取れないときも安心。
・1箱4枚入りだから手元にスペアがある
割ったり無くしたりしても安心。
硬いレンズで視力矯正効果が高く、乱視の人にもおすすめです。 瞳に必要な酸素をよく通します。長期間使用タイプで、毎日の レンズケアが必要です。
硬くてしっかりとしたレンズなので、光の屈折を正確に調整することができ、視力矯正力に優れています。
レンズが黒目よりも小さく、よく動くので涙の交換がスムーズになりますから、角膜への酸素供給量が増えます。
目にゴミが入ってもすぐに気づき、レンズをはずすので、角膜にキズが付いた場合でも、早期に発見できます。
コンタクトレンズによる目の病気の一例をご紹介します。
コンタクトレンズを装用したまま眠ったときや、目に合わないレンズを使用しているときに起こりやすいです。角膜の酸素不足が原因で、もともと血管のない角膜に、酸素を供給するために血管が伸びてきた状態です。自覚症状がなく、気づかない間に進行することがあります。
コンタクトレンズに付着した汚れが原因で、アレルギー性結膜炎を起こし、まぶたの裏にブツブツ(乳頭)ができます。一番の特徴はかゆみです。さらに、まばたきのたびにブツブツがレンズを持ち上げるので、レンズが上にずれやすくなります。
「角膜浸潤」とは、コンタクトレンズについた汚れなどが原因で角膜に炎症が生じ、白血球が集まっている状態をいいます。ゴロゴロした不快感や痛みをともないますが、レンズを装用するとおさまってしまうことがあり、異常を見逃しがちです。
ドライアイは目の表面にうるおいを与えている涙が目全体に広がりにくくなることで起こります。通常の状態では目の表面全体が涙でうるおっていますが、様々な原因によって涙が広がりにくくなると、目の表面の細胞が傷ついてしまうのです。目の表面には痛みを感じる神経が密集しているため、細胞が傷つくと乾燥を感じるようになります。
角膜内皮細胞は一度減少すると再生されません。さらに、不足した酸素を血液から取り込もうと、本来、血管のない黒目に血管が侵入してくることもあります。